Blog Archives

 

家事動線を重視した家

6月 8th, 2015Posted by ポポン

私の周りには新築住宅を購入した人が増えてきました。先日新築住宅を購入した友人宅へ遊びに行きました。その友人宅は家事動線を非常に重視しており、主婦が納得する最高の家を完成させていました。
炊事や洗濯は毎日のことです。休みのないこれらの家事をいかに効率よく行えるようにするかで、住宅の快適性も変わってくるのです。キッチンから洗面室は横移動で動線も短く、スムーズに行き来ができるのです。洗濯機から取り出された洗濯物は、洗面室に設けられた勝手口の先の洗濯物干し場でスムーズに洗濯物を干すことができます。
雨や花粉の飛来時など屋外に洗濯物を干せない日もあります。そのような時は洗面室に設けられた室内用の洗濯物干し場を活用させるのです。洗面室に設けることで、移動することなく、洗濯物を干せます。
この洗面室の向かいにはユーティリティが設けられており、そこでは洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしたり、裁縫をしたりするのに便利な空間になっていました。ここで使用するアイロンやアイロン台、裁縫道具などきちんと収納スペースにしまっており、広さに余裕はなくてもスッキリとした空間が広がっていました。
たたんだ洗濯物は隣接するクローゼットや洗面室のサニタリー収納にしまえるのです。洗濯をして、干し、たたみ、しまうという一連の作業をほぼ移動することなく終えることができるので家事の効率もグンと高まります。家事には休みがないだけに、家事動線をしっかり考え家事へのストレスを溜めることなく、楽しみながら行える家にしたいものです。

回遊型洗面室

3月 31st, 2015Posted by ポポン

キッチンは家事を行う場所です。リビングは家族がくつろぐ生活空間です。
洗面室は家族が使う生活空間でありながら、家事を行う場所でもあります。
洗面室はその両面を兼ね備えているため家族みんなの使いやすさと家事のしやすさが求められるのです。この洗面室を回遊型にすることでそれが実現できると思います。
生活動線を考えると、まず帰宅して手洗いをします。玄関近くに洗面室があると便利です。またリビングでくつろいでいる途中にお風呂に入ったり、歯磨きをします。
身支度をするのに洗面室を使用します。
リビングと洗面室の行き来のしやすさも求められます。
家事動線を考えるとキッチンと洗面室はなるべく近い方がいいのです。
キッチンで家事をしながら、洗面室で別の家事を行う機会は多いです。
そのためキッチンと洗面室の行き来は頻回に行います。
家事動線を考えてもキッチンと洗面室はできるだけ動線を短く、そしてスムーズに行き来できるようにしておきたいものです。
そこでこの洗面室を回遊型にすることで生活動線にも家事動線にも配慮した洗面室になると思います。洗面室を住宅の中心に近い部分に設けることで玄関からも数歩の位置に洗面室を、またキッチンからも数歩で洗面室に行き来できるのです。
洗面室なので扉を無くしてオープンにするということは避けたいものです。
キッチン側と玄関側に二つの扉を設けるのです。そうすればキッチンから洗面室へ行き、そのまま洗面室から玄関への動線もスムーズです。
リビングから洗面室のアクセスはキッチン側からでも玄関側からでもどちらからでもいいのです。回遊型洗面室は家族みんなが使いやすさを感じられる空間になりそうです。

家事動線、生活動線そして介護動線

10月 2nd, 2014Posted by ポポン

住まいを新築する時、介護が必要な家族がいたら、介護が現実的ですから、それぞれの部屋の間取りなどを生活動線や家事動線だけでなく、介護動線からも具体的な考えていくことができます。たとえば、介護室で、色々介護をして、家事などに戻る時、必ずすることがあります。それは、手洗いです。そこで、介護室に簡単な洗面台を設置することがあります。わざわざ洗面脱衣室に寄って、手洗いをしなくても良くなりますし、介護される側も歯磨きをします。場合によっては、洗面をすることもあります。介護室の出入り口も引き戸にし、廊下も介助しやすいように、幅を広く取ります。トイレの間取りにしても、できるだけ、介護室の近くに設けます。
私の父親が住まいを新築した時、祖母は介護が必要な状態でした。
新築するまでの住まいは、段差もあり、長い廊下で結ばれている離れに祖母の部屋があったので、母屋のキッチンやトイレも離れていて、家事動線や生活動線も長く、介護動線は分断されていました。介護の大半を担う母親は、かなりの負担でした。住まいの老朽化もあり、介護しやすく、祖母が家族から孤立しないような住まいを新築することになりました。通常、1階のトイレや洗面所というのは、LDKでくつろぐ家族だけでなく、来客も使用することを想定して、リビングから動線が短く、スムーズになるところに設置します。
そこで、玄関の近くにトイレを設置しました。祖母のプライベートルームからは、少し動線が長くなってしまいますが、2m弱ですから、問題ないと思いました。しかし、実際に生活をし始めると、来客はそんなにないのに、祖母にとっては、この距離が負担になりました。
入浴はディサービスでしてきますし、手洗い、洗顔、歯磨きは自室内に簡単な洗面台を設置しました。祖母の部屋のすぐ近くに、トイレを設置すれば、杖や手摺を使って、自立歩行して、トイレに行くのにも、負担が軽減されたのにと反省しています。