シロアリと24時間換気システム

8月 20th, 2014Posted by ポポン

日本のような高温多湿の気候で、伝統的な木造建築を建てる場合、床下を高くして、風通しを良くします。もし、床下の風通しが悪く、湿度が高くなると、カビや木材腐朽菌が繁殖し、シロアリも発生します。そのために、土台が腐ってしまったり、シロアリの被害にあったりします。このように、住まいを建てる時、床下の湿度対策をきちんとしておかないと、土台に深刻な問題が出てしまいます。
床下の湿気というのは、住まいを建てる土壌や基礎のコンクリートから発生する場合もあれば、床下へ雨などが侵入する場合もあります。
また、結露というのも大きな原因となります。結露は、温度差によって、空気中の水蒸気が水になる現象ですが、住まいの床下の場合、夏には、温度の高い風が床下へ吹き込んだ時、冷たい基礎コンクリートや木材などに結露したりします。床下を結露から守るためには、床下の湿度を下げると共に、温度管理も大切になってきます。
私の友人は住まいの床下の湿度対策として、基礎の立ちあがり部分や住まい自体に外断熱を施し、床下を風通し良くするのでなく、密封しました。できるだけ、住まいの中と床下の温度や湿度の環境が同じようにするために、地熱を利用したり、24時間換気システムを採用したりしました。床下を住まいの内部環境と同じにように考えることで、除湿も冷暖房も効果的に機能していきます。また、シロアリも入ってくることがありません。夏は冷やされた地中熱や冷房で冷やされた空気などを床下に送り込むことで、基礎コンクリートが冷やされて、床下の温度は快適に保たれます。
反対に、冬は暖かい地中熱と暖房によって暖められた空気を床下へ送り込むことによって、基礎コンクリートが暖められて、床下の温度は快適に保たれます。地中熱利用だけでなく、24時間換気することで、床下だけでなく、住まいの中の環境も整えられます。床下として、特別に考えるのでないため、とても安心です。